
「ビッグローブ光って料金は安いけど、マジでゲーム向きなの…?」

もしかして、あなたも今この疑問を抱えていませんか?
確かに月額料金は他社より抑えめだけど、肝心のゲーム性能はどうなんだろうって。特に夜間のApexやVALORANTで「またラグかよ…」って経験があると、回線選びは慎重になりますよね。
そこで実際にビッグローブ光でゲームをしているフレンドや、ネット上の実測データを徹底的に調べてみました。
この記事では、ビッグローブ光のゲーム特化視点での評価を実測データと実際のユーザー評判をもとに解説していきます。
単純な速度測定だけでなく、「なぜその数値が出るのか」「どうすれば最適化できるのか」まで踏み込んで説明するので、きっとあなたの回線選びに役立つはずです。
この記事を読むことで得られるメリット
- ビッグローブ光のリアルなゲーム性能が数値とユーザー評判で分かる
- IPv6オプションの効果的な活用方法が理解できる
- 他社回線(NURO光、ドコモ光、ソフトバンク光)とのゲーマー視点での比較ができる
- マンションの配線方式など、速度に影響する技術的要素が理解できる
- あなたの環境で最適化すべきポイントが明確になる
結論を先に言うと:ビッグローブ光は、IPv6オプションと適切なルーター環境があれば、FPS・格ゲーでも快適にプレイできる実力を持った回線です。
ただし「最高峰のPing値」を求めるなら、NURO光やGameWith光の方が有利。コスパと安定性のバランスを重視するゲーマーにとって、ビッグローブ光は現実的な選択肢と言えるでしょう。
【結論】ビッグローブ光はゲームに使えるのか?実測データで判明した真実

「で、結局ビッグローブ光ってゲームに使えるの?」

この疑問に対する答えは「IPv6オプションを使えば、FPS・格ゲーでも十分戦える」です。
実際に「みんなのネット回線速度」の最新データを見ると、ビッグローブ光のゲーム性能はこんな感じです。
ビッグローブ光の実測値(2025年8月時点)
- 平均Ping値:17.51ms ← FPSでも快適な数値
- 平均下り速度:369.72Mbps ← オンラインゲームには十分すぎる
- 平均上り速度:251.79Mbps ← 配信も問題なし
「17.51msって実際どうなの?」を他社と比較してみた

正直、数字だけ見せられても「で?」って感じですよね。
実際に人気回線と比較してみましょう。
回線名 | 平均Ping値 | 評価 |
---|---|---|
NURO光 | 11.32ms | 🏆 最強クラス |
ソフトバンク光 | 15.93ms | 🥇 優秀 |
ビッグローブ光 | 17.51ms | 🥈 良好 |
ドコモ光 | 20.78ms | 🥉 普通 |

「やっぱりNURO光には負けるじゃん…」と思ったあなた、ちょっと待ってください。
Ping値15~20msって、実はゲームでは体感的にほぼ差がないんです。プロゲーマーレベルでない限り、17.51msと11.32msの差を感じられる人はほとんどいません。
実際のユーザー評判:「快適」vs「微妙」の分かれ目
ただし、ビッグローブ光のゲーム評判を調べると、結構ハッキリと「良い」「悪い」に分かれているんですよね。
良い評判
- 「APEXで50戦やって1回カクつくくらい、全然問題ない」
- 「IPv6オプションに変更したらPing値が劇的に改善した」
- 「3人でDiscord通話+YouTube再生しながらでも安定」
悪い評判
- 「夜間のAPEXでPing値80~200ms、ゲームにならない」
- 「夕方から夜にかけて極端に遅くなる」
- 「瞬断が発生してオンラインゲームができない」
なぜこんなに評判が分かれるのか?
この差の正体、実はIPv6オプションを使っているかどうかなんです。
ビッグローブ光には2つの接続方式があります:
- IPv4(PPPoE方式):従来の接続方法 → 夜間混雑でラグ発生
- IPv6オプション(IPoE方式):新しい接続方法 → 混雑回避で安定
これ、料理のレストランで例えると分かりやすいです。
IPv4は「一般道路」、IPv6は「高速道路」みたいなもの。同じ目的地に向かうにしても、渋滞する一般道路(IPv4)と、専用レーン付きの高速道路(IPv6)では到着時間が全然違いますよね。
重要なポイント:IPv6オプションは無料で使えるので、ビッグローブ光を契約するなら絶対に申し込むべきです。これをやらないと、せっかくの光回線の性能を半分も活かせません。
ただし、注意点もある

正直に言うと、ビッグローブ光にも弱点はあります。
- 上り速度がやや控えめ:ゲーム配信には若干物足りない場合がある
- マンションの配線方式に左右される:VDSLタイプだと速度が制限される
- 最高峰のPing値は期待できない:ガチ勢ゲーマーには物足りないかも
特に「俺は0.1秒でも速いPing値が欲しいんだ!」というガチ勢の方には、素直にNURO光やGameWith光をおすすめします。
でも、「料金を抑えつつ、快適にゲームをプレイしたい」という現実的な要望なら、ビッグローブ光は十分に選択肢に入ります。
実測データで見る通信品質(Ping・速度・ジッター評価)

「数字は分かったけど、実際のゲームプレイではどうなの?」
そんな疑問にお答えするため、ビッグローブ光の実測データをゲーマー目線で詳しく分析してみました。
IPv6オプション使用時の実力が凄すぎた件
まず驚いたのが、IPv6オプションを使った時の数値の変化です。
接続方式別の実測比較:
接続方式 | 平均Ping値 | 平均下り速度 | ゲーム快適度 |
---|---|---|---|
IPv4(PPPoE) | 30-50ms | 100-200Mbps | △ 夜間は厳しい |
IPv6オプション(IPoE) | 15-20ms | 500-800Mbps | ◎ 快適 |
この差、めちゃくちゃデカくないですか?
実際に友人のケースでも、IPv6オプションに切り替えただけでPing値が劇的に改善したという話を聞きました。「夜のApexで80msだったのが、設定変更後は20ms台まで下がった」と言っていて、正直最初は「盛ってるでしょ」と思ったんですが、データを見ると本当でした。
ゲームジャンル別:「これくらいあれば大丈夫」の目安
ビッグローブ光の実測値が、実際のゲームではどの程度の快適さなのか、ジャンル別に見てみましょう。
🎮 FPS(Apex Legends、VALORANT、CoD)
- 必要Ping値:20ms以下が理想
- ビッグローブ光:17.51ms ✅ クリア
- 体感: ラグはほぼ感じない、競技レベルでも問題なし
🥊 格闘ゲーム(ストリートファイター、鉄拳)
- 必要Ping値:15ms以下が理想
- ビッグローブ光:17.51ms △ ギリギリ
- 体感: カジュアルプレイなら十分、ガチ勢には微妙
⚔️ MMORPG(FF14、原神)
- 必要Ping値:50ms以下でOK
- ビッグローブ光:17.51ms ✅ 余裕でクリア
- 体感: 全く問題なし、超快適
🏎️ レーシングゲーム(グランツーリスモ)
- 必要Ping値:30ms以下が理想
- ビッグローブ光:17.51ms ✅ クリア
- 体感: 操作遅延なし、レースに集中できる
見落としがちな「ジッター値」の重要性
ところで、Ping値ばかり気にしがちですが、実はジッター値も超重要なんです。
ジッター値とは? Ping値の「ブレ幅」のこと。例えば、Ping値が「20ms → 15ms → 25ms → 18ms」みたいに変動する時の変動幅です。
これ、体感で例えると「電車の時刻表」みたいなものです。
- 低ジッター:「毎回ピッタリ時刻通りに来る電車」→ 予測しやすい、快適
- 高ジッター:「たまに早く、たまに遅れる電車」→ イライラする、不安定
FPSで「なんか操作がギクシャクする」と感じる時、実はPing値よりもジッター値が原因だったりします。
ビッグローブ光のジッター値実測:
- IPv6オプション使用時:1-4ms ✅ 優秀
- IPv4接続時:5-15ms △ やや不安定
速度は十分すぎるほど、でも上りがちょっと気になる
下り速度(ダウンロード):369.72Mbps
これ、オンラインゲームには十分すぎます。参考までに、各ゲームで実際に必要な速度はこんな感じ:
- Apex Legends: 1-3Mbps
- VALORANT: 1-2Mbps
- FF14: 5-10Mbps
- ゲームアップデート: 50-100Mbpsあれば快適
つまり、369MbpsもあればゲームDLも爆速だし、家族が同時にNetflixを見ていても余裕です。
上り速度(アップロード):251.79Mbps
上り速度も悪くないんですが、ちょっと気になるポイントがあります。
ゲーム配信をする場合の目安:
- Twitch(1080p 60fps): 6-8Mbps必要
- YouTube Live(1080p 60fps): 4-6Mbps必要
251Mbpsなら全然問題ないように見えますが、実は「夜間の混雑時にどこまで維持できるか」が重要なんです。一部のユーザーからは「夜間に上り速度が50Mbps以下まで落ちる」という報告もあります。
「配信もガッツリやりたい!」という方は、この点だけ注意が必要かもしれません。ただ、カジュアルな配信なら全く問題ないレベルです。
時間帯別の実測データ:夜間の実力は?
ゲーマーが最も気になるのが夜間(20時~23時)の実力ですよね。
時間帯別の実測値(IPv6オプション使用時):
時間帯 | Ping値 | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|---|
朝(5-8時) | 14ms | 450Mbps | 280Mbps |
昼(12-13時) | 16ms | 420Mbps | 260Mbps |
夕方(16-19時) | 18ms | 380Mbps | 240Mbps |
夜間(20-23時) | 20ms | 320Mbps | 200Mbps |
深夜(0-4時) | 15ms | 400Mbps | 250Mbps |
正直に言うと、夜間は多少数値が落ちます。でも、Ping値20ms、速度320Mbpsなら、ゲームプレイには全く支障ないレベルです。

「でも、IPv4接続だとどうなるの?」と気になった方、参考までにIPv4の夜間実測も載せておきます。
IPv4接続時の夜間実測
- Ping値:40-80ms ← これはキツい
- 下り速度:50-150Mbps ← 遅すぎる
この差を見ると、IPv6オプションがいかに重要か分かりますよね。
「理論値と実測値の差」について
ちなみに、ビッグローブ光の最大速度は1Gbps(1000Mbps)ですが、実測で369Mbpsということは、理論値の約37%の性能が出ています。
「37%って少なくない?」と思うかもしれませんが、実は光回線の実測値としてはかなり優秀な部類です。一般的な光回線の実測率は20-40%程度なので、ビッグローブ光は平均以上の性能を発揮していることになります。
ビックローブ光の口コミは実際にどうなのか?
「実測データは分かったけど、実際に使ってる人はどう感じてるの?」
そこで、SNSやレビューサイトからリアルな口コミを集めて、なぜそのような評価になるのかを技術的背景と合わせて解説してみました。
【良い口コミ】成功例から学ぶ最適化のコツ

まずは「ビッグローブ光でゲームが快適」という声から見てみましょう。
口コミ①:劇的改善パターン
「IPv6対応ルーターに変えたら、ApexのPing値が80msから20msになった!夜でも安定してる」
口コミ②:複数デバイス同時使用でも安定
「3人でDiscord通話しながらApex、同時にYouTube見てても全然問題なし。50戦やって1回カクつくくらい」
口コミ③:速度測定での満足感
「IPv6接続で下り710Mbps、上り522Mbps出た。この料金でこの速度はマジで幸せ」
なぜこんなに好評価なのか?技術的背景を解説
これらの良い口コミに共通するのは、全員がIPv6オプションを正しく活用していることです。
IPv6オプション(IPoE方式)の仕組み
従来のIPv4接続を「満員電車」だとすると、IPv6接続は「専用の高速バス」みたいなものです。
【IPv4(PPPoE方式)の問題点】
インターネット → [混雑する認証ゲート] → プロバイダ → あなたの家
↑ここがボトルネック
【IPv6(IPoE方式)の改善点】
インターネット → [専用の高速道路] → あなたの家
↑認証不要で直通
特に夜間(20-23時)は、多くの人がネットを使うため、IPv4の「認証ゲート」が大渋滞を起こします。でもIPv6なら、この渋滞を完全に回避できるんです。
重要なポイント:IPv6対応ルーターが必須
ただし、IPv6オプションの効果を得るには、ルーターがIPv6に対応している必要があります。古いルーターを使っていると、せっかくのIPv6オプションも意味がありません。
【微妙な口コミ】失敗例から学ぶ注意点

一方で、こんな厳しい評価もあります。
口コミ例¥①:夜間ラグ問題
「夜のApexでPing値80-200ms。ストレス溜まるからビッグローブ光はオススメしない」
口コミ②:瞬断問題
「速度は出るけど瞬断が発生する。オンラインゲームには向かない」
口コミ③:PS4での不安定
「PS4だと夜間の複数人プレイが不安定。IPv4通信しか使えないのが原因っぽい」
なぜ悪い評価になるのか?原因を分析
これらの悪い口コミを分析すると、いくつかの共通点が見えてきました。
原因①:IPv6オプションを使っていない
最も多いのがこのパターン。IPv4接続のまま使っていて、夜間の混雑に巻き込まれているケースです。
実際、「Ping値80-200ms」という数値は、完全にIPv4接続時の特徴です。IPv6オプションを使えば、この問題は解決できる可能性が高いです。
原因②:マンションの配線方式が古い
意外と見落としがちなのが、マンションの配線方式です。
【光配線方式】
光ファイバー → 直接あなたの部屋
↑最大1Gbpsの性能をフル活用
【VDSL方式】
光ファイバー → [電話線] → あなたの部屋
↑ここで速度制限(最大100Mbps)
VDSL方式のマンションだと、いくらビッグローブ光が優秀でも、物理的に100Mbpsが上限になってしまいます。
「うちのマンション、どっちだろう?」と気になった方は、壁のコンセントを確認してみてください:
- 光コンセントがある → 光配線方式(高速)
- 電話線のモジュラージャックのみ → VDSL方式(制限あり)
原因③:ルーターの性能不足
古いルーターや低性能なルーターだと、せっかくの光回線も活かせません。
特に、以下のような症状がある場合は、ルーターが原因の可能性があります。
- 有線接続は速いけど、Wi-Fiが遅い
- 複数デバイス接続時に不安定になる
- 夜間だけ極端に遅くなる
ビックローブ光に「向いている人/向かない人」の判断基準

「結局、自分にはビッグローブ光が合ってるの?」
この疑問にズバリお答えするため、あなたの状況に合わせた判断基準をまとめました。
正直に言うと、ビッグローブ光は万人向けではありません。向き不向きがハッキリしています。
ビッグローブ光が向いている人
【コスパ重視ゲーマー】料金を抑えつつ快適にゲームしたい
こんな人にピッタリ
- 「月額料金5,000円以下に抑えたい」
- 「でもゲームでラグるのは絶対イヤ」
- 「Ping値20ms以下なら十分」
なぜオススメか: ビッグローブ光なら、マンション月額4,378円、戸建て5,478円で、Ping値17ms台を実現できます。NURO光の性能には劣りますが、コストパフォーマンスは最強クラスです。
実際、僕の知り合いで「NURO光から乗り換えて年間12,000円節約できた。ゲーム性能もほぼ変わらない」と満足している人がいます。
【au/UQユーザー】スマホセット割でさらにお得
該当する人:
- auスマホを使っている
- UQ mobileを使っている
- 家族にau/UQユーザーがいる
セット割の威力:
- auスマホ:最大月額1,100円割引
- UQ mobile:最大月額858円割引
- 家族最大10回線まで適用
例えば、家族4人がauスマホなら、月額最大4,400円の割引。これなら実質的に光回線代がほぼ無料になります。
【全国転勤がある人】エリアを気にしたくない
こんな状況の人
- 転勤が多い職業
- 引っ越しの予定がある
- 地方にも住む可能性がある
なぜ安心か: ビッグローブ光は光コラボなので、全国ほぼどこでも使えます。NURO光のように「引っ越し先で使えない」というリスクがありません。
転勤族の友人も「どこに引っ越しても同じサービスを継続できるのが安心」と言っていました。
ビッグローブ光が向かない人
【最高峰のPing値が欲しいガチ勢】0.1秒でも速いレスポンスが必要
こんな人には不向き
- プロゲーマー、配信者
- eスポーツで本気で勝ちたい
- 「Ping値は10ms以下じゃないとダメ」
- 格闘ゲームで1フレームを争う
なぜ物足りないか: ビッグローブ光のPing値17msは「十分快適」なレベルですが、NURO光の11msやGameWith光の推定10ms以下には及びません。
代替案:
- NURO光:提供エリア内なら最強
- GameWith光:ゲーミング特化回線
- hi-hoひかり with games:プロも使用
ただし、これらは料金が高くなる点は覚悟が必要です。
【ゲーム配信をガッツリやりたい人】高い上り速度が必要
こんな人には微妙
- Twitch/YouTubeで毎日配信
- 1080p 60fpsで高画質配信したい
- 複数プラットフォーム同時配信
なぜ微妙か: ビッグローブ光の上り速度251Mbpsは悪くないんですが、夜間の混雑時に不安定になる可能性があります。一部ユーザーから「夜間に上り速度が50Mbps以下まで落ちる」という報告もあります。

配信には安定した上り速度が重要なので、この不安定さは致命的かもしれません。
配信メイン派の推奨回線:
- NURO光:上り速度700Mbps超え
- auひかり:独自回線で安定
- ソフトバンク光10G:余裕の帯域
【NURO光提供エリア内の戸建て住民】最高性能を安く使える環境
該当する人
- NURO光提供エリア内に住んでいる
- 戸建て住宅
- 工事の手間を気にしない
なぜNURO光の方が良いか
項目 | NURO光 | ビッグローブ光 |
---|---|---|
Ping値 | 11.32ms | 17.51ms |
速度 | 797Mbps | 369Mbps |
月額 | 5,200円 | 5,478円 |
戸建てなら、NURO光の方が性能も料金も上なんです。わざわざビッグローブ光を選ぶ理由がありません。

「でも工事が2回必要でしょ?」というデメリットはありますが、長期的に見ればNURO光の方がお得です。
【マンションがVDSL方式】物理的な制約がある
該当する人
- マンションの配線がVDSL方式
- 最大速度100Mbps制限
- 管理組合で光配線への変更NG
なぜ微妙か: せっかくのビッグローブ光も、VDSL方式だと最大100Mbpsまでしか出ません。これだと、格安のフレッツ光や他の光コラボと大差なくなってしまいます。
VDSL方式での推奨:
- 料金最重視なら:おてがる光、GMOとくとくBB光
- 安定性重視なら:ドコモ光、ソフトバンク光

ただし、IPv6オプションでPing値の改善は期待できるので、「速度よりも応答性重視」なら検討の余地はあります。
自分はどっち?簡単チェックリスト

迷った時は、このチェックリストで判断してみてください。
✅ ビッグローブ光向きチェック
- [ ] 月額料金を安く抑えたい(5,500円以下希望)
- [ ] au/UQスマホを使っている
- [ ] 夜間のラグに悩んでいる
- [ ] Ping値20ms以下なら満足
- [ ] 全国転勤の可能性がある
- [ ] IPv6オプションを活用できる
3個以上当てはまったら、ビッグローブ光がオススメです。
❌ ビッグローブ光不向きチェック
- [ ] プロゲーマー・配信者レベルの性能が欲しい
- [ ] Ping値は10ms以下じゃないとダメ
- [ ] ゲーム配信がメイン用途
- [ ] NURO光提供エリア内の戸建て住民
- [ ] マンションがVDSL方式で速度制限あり
- [ ] 料金より性能を最優先
3個以上当てはまったら、他社回線を検討した方が良いでしょう。
よくある質問(FAQ)
記事を読んで「なるほど」と思っても、実際に申し込む前には細かい疑問が出てきますよね。そこで、ゲーマーからよく聞かれる質問をまとめて回答してみました。
Q1:PS4/PS5でもIPv6オプションは使えますか?
A:はい、使えます。ただし注意点があります。
PS4/PS5は基本的にIPv4通信を使用しますが、ビッグローブ光のIPv6オプションは「IPv4 over IPv6」という技術で対応しています。
具体的には
- ゲーム通信:IPv4 over IPv6で高速化される
- ストリーミング:Netflix、YouTubeなどは直接IPv6接続
- PSN接続:安定して接続可能
ただし、稀に起こる問題:
- 一部のゲームで接続エラーが発生する場合がある
- ルーターの設定によっては最適化が必要
解決策:
- IPv6オプション対応ルーターを使用
- ゲーミングモードを有効にする
- 有線接続を優先する
- どうしても改善しない場合は、一時的にIPv6オプションライトに変更
Q2:アップロード速度が遅いと言われますが、配信に影響ありますか?
A:カジュアル配信なら問題なし、本格配信なら注意が必要です。
確かにビッグローブ光は、他社と比べて上り速度がやや控えめです。
実測値での比較
- ビッグローブ光:251Mbps
- NURO光:700Mbps
- ソフトバンク光:471Mbps
配信に必要な上り速度の目安
- YouTube Live(1080p):4-6Mbps
- Twitch(1080p):6-8Mbps
- Discord配信:3-5Mbps
数字で見ると、251Mbpsなら全然余裕に見えますよね。でも重要なのは「夜間の安定性」です。
注意すべきポイント:
- 夜間(20-23時)に上り速度が大幅に低下する場合がある
- 一部ユーザーから「夜間50Mbps以下まで落ちる」という報告
- ゲーム+配信の同時利用で帯域不足になる可能性
Q3:IPv6オプションの申し込みに料金はかかりますか?
A:完全無料です。
これ、本当に多い質問なんですが、IPv6オプションは初期費用・月額費用ともに完全無料です。
料金について
- 申し込み手数料:0円
- 月額料金:0円
- 設定費用:0円
ただし、注意点があります。
別途かかる可能性がある費用
- IPv6対応ルーター代:購入なら5,000-15,000円、レンタルなら月額550円
- LANケーブル代:カテゴリ6なら500-2,000円程度
「無料なのに、なんで皆使わないの?」と疑問に思う方もいるでしょう。理由は単純で、知らない人が多いからです。
Q4:夜間(20-23時)の実際の速度はどれくらいですか?
A:IPv6オプション使用時なら、Ping値20ms、速度300Mbps程度を維持できます。
時間帯別の実測値(IPv6オプション使用時):
時間帯 | Ping値 | 下り速度 | 体感 |
---|---|---|---|
昼間(12-15時) | 16ms | 420Mbps | 超快適 |
夕方(16-19時) | 18ms | 380Mbps | 快適 |
夜間(20-23時) | 20ms | 320Mbps | 普通に快適 |
深夜(0-4時) | 15ms | 400Mbps | 超快適 |
IPv4接続だとこうなります:
- 夜間Ping値:40-80ms ← ゲームにならない
- 夜間速度:50-150Mbps ← 動画も重い
この差を見ると、IPv6オプションの重要性が分かりますよね。
まとめ
さて、ここまで長々とビッグローブ光について解説してきましたが、最後に「で、結局どうすればいいの?」という疑問にお答えしましょう。
【最終結論】ビッグローブ光はこんな回線
一言でまとめると: ビッグローブ光は、IPv6オプション前提なら、コスパ重視ゲーマーにとって現実的で優秀な選択肢
強み:
- Ping値17ms台で多くのゲームに対応
- 月額料金が安い(マンション4,378円、戸建て5,478円)
- IPv6オプション無料で夜間混雑を回避
- 全国対応で引っ越し時も安心
- au/UQユーザーならセット割でさらにお得
弱み:
- 最高峰のPing値は期待できない(NURO光には劣る)
- 上り速度がやや控えめ(配信には注意)
- IPv6オプション+対応ルーターが必須
正直に言うと、完璧な光回線は存在しません。どの回線にもメリット・デメリットがあります。
大切なのは、あなたのゲームスタイルと予算に合った選択をすることです。
ビッグローブ光は「最高峰」ではありませんが、多くの人にとって十分実用的で、コスパの優れた選択肢です。
特に、現在夜間のラグに悩んでいる方や、月額料金を抑えたい方には、試してみる価値があると思います。
「迷っているなら、まずは試してみる」
これが、僕からの最終的なアドバイスです。ダメだったら乗り換えればいいだけの話ですからね。

あなたのゲームライフが、より快適になることを願っています!
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