「NURO光に切り替えたいけど、ネットで悪い評判も見かけて迷ってる…」
そんな気持ち、めちゃくちゃわかります。実際、私も3年前に引越しをした際、これまで10年間でソフトバンク光、au光、ビッグローブ光を使ってきた経験から「次こそは本当に速い回線を」と思ってNURO光を検討したんですが、調べれば調べるほど不安になったのを覚えています。
「2Gbpsで爆速!」というCMとは裏腹に、SNSでは「夜になると激遅」「工事が半年待ち」「サポートが全然つながらない」なんて口コミがゴロゴロ出てくるんですよね。
でも実は、こうした悪い評判の多くは「特定の条件や環境」で起こることが分かってきたんです。
この記事では、これまで複数の光回線を使ってきた私の経験と、実際にNURO光ユーザーから聞いた生の声をもとに、よくある悪い評判の真相を解説していきます。
読み終わる頃には「自分の住環境でNURO光を契約すべきかどうか」「契約するなら何に気をつければいいか」がハッキリと分かるはずです。
結論から言うと、NURO光は条件が合えば確実にメリットの大きい回線です。
ただし、事前の確認を怠ると「こんなはずじゃなかった」となりやすいのも事実。
まずは冷静に、あなたの環境で本当にNURO光がベストな選択なのかを一緒に確認していきましょう。
実際に多い悪い評判とその背景・対策
「夜になると速度が遅い…」
実際の口コミ:
「夜になると10mbpsを下回る時も珍しくなかった」
「昨日からNURO光めっちゃ遅いから速度測ったらなにこれ????有線とは??光とは??」
「NURO光の回線速度が遅い4Mbpsはないってどういうことですか?」
これ、めちゃくちゃよく聞く話なんですよね。でも実は、この問題には明確な原因があるんです。
なぜ夜だけ遅くなるのか?
主な原因は2つあります。
- マンションの配線方式が「VDSL方式」
- 簡単に言うと、マンションの共有部分(MDF室)までは光ファイバーが来てるけど、そこから各部屋までは昔の電話線を使ってる状態
- 電話線の最大速度は100Mbpsなので、どんなに頑張ってもそれ以上は出ない
- 夜間にマンション内の利用者が増えると、この100Mbpsをみんなでシェアすることになって激遅に
- IPv4接続で混雑に巻き込まれている
- これはちょっと難しい話なんですが、インターネットの道路みたいなもので、古いIPv4という道路は夜間に大渋滞が起きる
- 新しいIPv6という道路(IPv6 IPoE接続)を使えば、この渋滞を回避できる
具体的な対策
まず最初にやるべきことは、自分のマンションの配線方式を確認すること。これ、意外とみんなやらないんですけど超重要です。
- 契約前に配線方式を確認する方法
- 管理会社に「光配線方式ですか?VDSL方式ですか?」と直接聞く
- NURO光の申し込み画面で確認できる場合もある
- 築15年程度のマンションだと、VDSL方式の可能性が高い
- IPv6 IPoE接続対応の機器を使う
- NURO光の標準機器(ONU)は基本的にIPv6対応
- ただし、古い機種が届く場合もあるので、契約後に確認が必要
- 有線LAN接続を活用
- Wi-Fi接続だと、どうしても速度が落ちがち
- 特にゲームや動画編集なら、有線接続は必須
「開通工事がとにかく遅い」
実際の口コミ例:
「Nuro光申し込んでもうすぐ5ヶ月 屋外工事いつまで経っても始まらないんだけどこんなに待つものなんかな…」
「#NURO さんから返答あり。『2025年5月の工事予定です。』は?ここからさらに6ヶ月待てと?月にでもネット回線引くんか?笑」
「私がNURO光の開通工事をした時は、2回のうちの1回目は宅内工事で土日でもすぐ工事の予約がとれました。一方2回目の屋外工事は1ヵ月後からの予約になってしまいました。2回目は予約が取りにくいです。」
これ、NURO光の最大のウィークポイントですね。2025年の最新情報だと、まだまだ工事の遅延問題は完全には解決されていません。
なぜこんなに遅いのか?
- 工事が2回に分かれている
- 1回目:宅内工事(家の中の配線工事)
- 2回目:屋外工事(電柱から家までの配線工事)
- 他社は1回で終わるのに、NURO光は2回必要
- 工事業者の調整が複雑
- 1回目の工事はNURO光の業者
- 2回目の工事は別の業者(NTTグループの業者)
- この業者間の調整に時間がかかる
- 繁忙期は申し込みが殺到
- 3〜4月の引越しシーズン
- 年末年始
- この時期は工事予約が取りにくい
工事を早めるための対策
- 早めの申し込み(超重要)
- 引越し予定が決まったら、とりあえず申し込む
- 工事前ならキャンセル可能
- 同日工事オプションを検討
- 関東エリア限定で、2回の工事を1日でまとめられる
- 追加料金5,500円(土日なら+3,300円で計8,800円)
- 立ち会いの手間が1回で済む
- マンションの事前確認
- 管理会社・オーナーの許可を事前に取っておく
- 「光回線工事の許可をお願いします」で大抵OK
工事待ちの間はどうする?
NURO光では、工事完了までの間「Wi-Fiレンタルサービス」を提供しています。2ヶ月間は無料で、3ヶ月目から月額5,148円。ただし、速度は期待しない方がいいかも…という話をよく聞きます。
個人的には、工事待ちが2ヶ月以上になりそうなら、一時的にポケットWi-Fiをレンタルするのもアリだと思います。
「サポートが全然つながらない」
実際の口コミ例:
「Nuro光サポート電話全然繋がらない」
「NURO 光やめよかな… サポート悪すぎてオペレーターと話すことができひん。全部チャットとAIでなんとかしようとしてくる…。」
「何度サポートチャットしても放置。週末をまた挟むから月曜日に連絡来なければ解約してドコモ光に戻そう💢💢💢。」
「あまりクレーム的な事は書きたくないんだが、、Nuro光のサポートがダメすぎる。繋がらない、解決しないで埒が開かない。」
これ、正直言って2025年現在でもまだ改善の余地ありって感じですね。
なぜサポートがつながりにくいのか?
- 電話窓口の人員不足
- NURO光の人気に対して、サポート体制が追いついていない
- 特に平日夕方〜夜、土日は激混み
- 繁忙期の問い合わせ集中
- 工事関連の問い合わせが特に多い
- 新規申し込みが増える時期は問い合わせも急増
サポートを効率的に使う対策
- 電話以外の方法を優先
- チャットサポート:待ち時間なしでリアルタイム対応
- LINEサポート:気軽に問い合わせできる
- マイページ:契約内容の確認や一部手続きが可能
- 電話するなら戦略的に
- 平日の午前中(10〜12時)が比較的つながりやすい
- 避けるべき時間:平日17時以降、土日全般
- 問い合わせ内容を整理しておく
- 契約者番号、設置住所、具体的な症状
- 事前に整理しておくと、短時間で解決できる
自分の環境で起こるか判断するチェックリスト

「NURO光の悪い評判は分かったけど、実際に自分のところでも同じ問題が起こるの?」
これ、一番気になるポイントですよね。
実は、NURO光の問題の多くは「住環境」や「申し込み時期」によってある程度予測できるんです。
そこで、契約前に「自分のところで問題が起こりそうか」をチェックできるリストを作りました。このチェックリストで該当項目が多いほど、注意が必要です。
速度問題のリスクチェック
チェック項目 | リスク内容 | 対策の可否 |
---|---|---|
□ マンションの配線方式がVDSLまたは不明 | 夜間に50Mbps以下になる可能性高 | 一部対策可能 |
□ 築10年以上のマンション(RC造・SRC造) | VDSL方式の可能性高 | 事前確認必須 |
□ IPv6 IPoE接続について詳しく知らない | 混雑時間帯の速度低下リスク | 設定で解決可能 |
□ 主にWi-Fi接続でネットを使う予定 | 無線特有の速度低下あり | 有線併用で改善 |
□ 近隣にマンションや集合住宅が多い | 回線混雑の可能性 | 対策困難 |
「配線方式って何?どうやって調べるの?」
これ、意外とみんな知らないんですが、マンションの配線方式には主に2種類あります。
- 光配線方式:各部屋まで光ファイバーが直接来ている(理想的)
- VDSL方式:共有部分まで光、そこから各部屋へは電話線(速度制限あり)
調べ方は簡単で、管理会社に「光配線方式ですか?VDSL方式ですか?」と聞くだけ。「分からない」と言われたら、築年数と建物構造で大体判断できます。
工事遅延のリスクチェック
チェック項目 | リスク内容 | 対策の可否 |
---|---|---|
□ 申し込み時期が3〜4月、9月、年末 | 工事が3ヶ月以上遅れる可能性 | 早期申し込みで軽減 |
□ 29戸以下のマンション | 2回工事が必要、遅延リスク高 | 同日工事オプション検討 |
□ NURO光設備未導入のマンション | 6ヶ月以上かかる可能性 | 他社検討推奨 |
□ 管理会社・オーナーへの連絡が面倒 | 許可取得で時間がかかる | 事前許可取得必須 |
□ 1〜2ヶ月以内に開通したい | 希望に間に合わない可能性高 | NURO光以外を検討 |
設備導入済みかどうかの確認方法
NURO光の公式サイトでエリア検索をすると、以下のような表示が出ます:
- 「○○プラン対応」→設備導入済み(工事は比較的早い)
- 「設備導入のエントリーが必要」→未導入(6ヶ月以上かかる可能性)
この確認、契約前に絶対やっておいてください。未導入だと知らずに申し込んで、半年待ちになったという話をよく聞きます。
サポート問題のリスクチェック
チェック項目 | リスク内容 | 対策の可否 |
---|---|---|
□ 問い合わせは電話のみの予定 | 1時間以上待たされる可能性 | チャット・LINE活用 |
□ 平日夕方〜夜しか連絡できない | 最も混雑する時間帯 | 午前中に変更 |
□ 機械・ネットワークの知識がほとんどない | 自己解決が困難 | 事前学習または他社検討 |
□ すぐに解決してほしい性格 | ストレスが溜まりやすい | 期待値を下げて契約 |
「自分はどの程度のITリテラシーがあるか?」
これ、意外と重要なポイントです。例えば、こんな質問にスラスラ答えられますか?
- IPv6とIPv4の違いは?
- LANケーブルのカテゴリ6とカテゴリ5eの違いは?
- ONUとルーターの違いは?
もし「全然分からない」という場合、NURO光でトラブルが起きた時の自己解決は難しいかもしれません。その場合は、サポートが手厚い他社光回線も検討した方がいいでしょう。
総合判定とおすすめ度
リスクが少ない人(該当項目0〜3個)
- NURO光はおすすめ!メリットを最大限享受できそうです
- ただし工事時期だけは注意
リスクが中程度の人(該当項目4〜7個)
- 契約は可能だが、事前対策と心構えが必要
- 特に配線方式とサポート方法の確認は必須
リスクが高い人(該当項目8個以上)
- NURO光以外の光回線を検討することをおすすめ
- どうしてもNURO光にしたい場合は、十分な準備期間を
「結果を見て不安になったんですが…」
大丈夫です!リスクが高くても、必ずしもNURO光を諦める必要はありません。例えば、
- VDSL方式でも、IPv6接続+有線LANで50〜80Mbpsは確保できることが多い
- 工事が遅くても、レンタルWi-Fiやポケット型Wi-Fiでつなげる
- サポートは電話以外にもチャット、LINEがある
要は「事前に分かっていれば対策できる」ということです。
悪い評判を避けるための契約前・後の工夫

「チェックリストでリスクは分かったけど、実際にどうすれば問題を避けられるの?」
ここからが本番です。私がこれまで複数の光回線を使ってきた経験と、実際にNURO光ユーザーから聞いた「やっておけばよかった」という後悔を踏まえて、実践的な対策をお伝えします。
契約前にやっておくべき5つの準備
1. マンションの配線方式と管理会社の確認(超重要)
やるべきこと
□ 管理会社に「光配線方式ですか?VDSL方式ですか?」と確認
□ 工事許可について事前相談(「光回線工事をしたいのですが」でOK)
□ 可能であれば図面や設備仕様書を確認
□ 同じマンション内でNURO光ユーザーがいるか確認
2. 工事日程の戦略的な申し込み
避けるべき時期
- 3〜4月(引越しシーズン)
- 9月(転勤シーズン)
- 12月末〜1月初旬(年末年始)
おすすめ申し込み時期
- 5〜8月、10〜11月(比較的空いている)
- 引越し予定の2〜3ヶ月前(余裕を持って)
同日工事オプションの検討
関東エリアの戸建て限定ですが、追加料金5,500円(土日は+3,300円)で2回の工事を1日にまとめられます。
「5,500円は高い」と思うかもしれませんが、2回目の工事待ちで数ヶ月かかることを考えると、私は絶対におすすめします。立ち会いの手間も1回で済みますしね。
3. IPv6対応機器の事前準備
確認すべきポイント
□ NURO光のONU(ルーター)がIPv6対応か確認
□ 使用予定のデバイス(PC、スマホ等)がIPv6対応か確認
□ 有線LAN接続用のカテゴリ6以上のLANケーブルを準備
4. サポート連絡手段の多角化
準備しておくべき連絡手段
□ NURO光公式LINEアカウントを友達追加
□ マイページのアカウント作成
□ チャットサポートのブックマーク
□ 契約者番号のメモ(複数箇所に保管)
電話サポートは本当につながりにくいので、最初から「電話以外」で解決する前提で準備しておきましょう。
5. 代替手段の確保
工事遅延に備えた準備
□ ポケット型Wi-Fiのレンタル業者をリサーチ
□ 近所のフリーWi-Fiスポットを確認
□ テザリング用のスマホプラン見直し
NURO光の無料Wi-Fiレンタルは正直微妙なので、民間のレンタル業者も候補に入れておいた方がいいです。
契約後にすぐやるべき設定とコツ
1. ONUの性能チェックと交換申請
NURO光では、ONUの機種をランダムで提供されます。でも、機種によって性能にかなり差があるんです。
高性能なONU(当たり)
- NSD-G1000T、NSD-G1000TS(Wi-Fi 6対応)
- ZXHN F660P
低性能なONU(ハズレ)
- ZXHN F660T
- SGP200W
開通後に速度測定をして、期待した速度が出ない場合は、遠慮なくサポートに「ONU交換をお願いします」と連絡しましょう。無料で交換してもらえます。
2. IPv6接続の有効化確認
確認方法
- IPv6接続テストサイト(test-ipv6.com)にアクセス
- 「IPv6アドレスが検出されました」と表示されればOK
- 表示されない場合は、ONUの設定画面で有効化
設定が不安な人向けのフォロー
「IPv6の設定なんて分からない…」という方も大丈夫です。NURO光のONUは基本的に最初からIPv6が有効になっています。もし設定が必要になっても、サポートに「IPv6接続を有効にしてください」と言えば、手順を教えてもらえます。
3. Wi-Fi設定の最適化
推奨設定
□ 5GHz帯(11ac/11ax)を優先使用
□ チャンネル幅を80MHzまたは160MHzに設定
□ 干渉の少ないチャンネルを選択(1、6、11ch)
有線接続の活用
デスクトップPCやゲーム機など、位置が固定されている機器は可能な限り有線接続にしましょう。私の経験では、Wi-Fi接続と有線接続で2〜3倍の速度差が出ることもあります。
他社回線との比較で見えるNURO光の立ち位置

「NURO光の問題は分かったけど、結局他の光回線と比べてどうなの?」
これ、最終的に一番重要な判断ポイントですよね。私も複数の光回線を使ってきた経験から言うと、「完璧な光回線」なんて存在しません。どの回線にもメリット・デメリットがあるので、自分の優先順位に合わせて選ぶことが大切です。
主要光回線との基本スペック比較
項目 | NURO光 | ドコモ光 | ソフトバンク光 | auひかり | GMOとくとくBB光 |
---|---|---|---|---|---|
最大速度 | 2Gbps | 1Gbps | 1Gbps | 1Gbps | 1Gbps |
月額料金(戸建て) | 5,200円~ | 5,720円~ | 5,720円~ | 5,610円~ | 4,818円 |
月額料金(マンション) | 2,090円~ | 4,400円~ | 4,180円~ | 4,180円~ | 3,773円 |
工事回数 | 2回 | 1回 | 1回 | 1回 | 1回 |
工事期間 | 1〜3ヶ月 | 2〜4週間 | 2〜4週間 | 2〜6週間 | 2〜4週間 |
提供エリア | 24都道府県 | 全国 | 全国 | 36都道府県 | 全国 |
平均実測速度 | 600Mbps超 | 270Mbps前後 | 320Mbps前後 | 500Mbps前後 | 270Mbps前後 |
*2025年8月時点の情報。実際の料金はキャンペーンにより変動します。
項目別の詳細比較
1. 速度で選ぶなら:NURO光 vs auひかり
NURO光の強み
- 最大2Gbpsで他社の2倍のスペック
- 実測値も600Mbps超と高水準
- IPv6標準対応でピーク時も安定
auひかりの強み
- 独自回線で混雑に強い
- 実測値500Mbps前後と安定
- サポート体制がNURO光より充実
私の体験談
実際に両方使ったことがある友人の話では、「日中や深夜の最高速度はNURO光の方が上。でも夜間のゲーム中の安定性はauひかりの方が良かった」とのこと。用途によって体感が変わるというのが正直なところです。
2. 料金で選ぶなら:GMOとくとくBB光 vs NURO光
GMOとくとくBB光の強み
□ 月額料金が最安クラス(戸建て4,818円)
□ 契約期間の縛りなし(いつでも解約無料)
□ 全国対応でエリアを選ばない
□ 工事が1回で済む
NURO光の強み
□ キャッシュバック含めた実質料金は競争力あり
□ 速度が圧倒的に速い
□ マンションタイプなら月額2,000円台も可能
判断の分かれ目
シンプルに料金重視なら「GMOとくとくBB光」、速度も欲しいなら「NURO光」って感じです。ただし、NURO光の工事遅延リスクを考慮すると、急いでいる人にはGMOとくとくBB光の方が現実的かもしれません。
3. 安定性で選ぶなら:ドコモ光・ソフトバンク光 vs NURO光
ドコモ光・ソフトバンク光(光コラボ)の強み
□ 全国対応で確実に使える
□ 工事が1回で済む(フレッツ光から乗り換えなら工事不要)
□ サポート体制が充実
□ トラブル時の情報が豊富(利用者が多いため)
NURO光の強み
□ 速度が圧倒的に速い
□ 独自回線で混雑しにくい
□ 料金コスパが良い
こんな人には光コラボがおすすめ
- 「とにかく確実に開通させたい」
- 「サポートの安心感を重視」
- 「引越しが多い」
実際の使用感:ユーザーの生の声から
NURO光から他社に乗り換えた人の声
「NURO光は速度は本当に速かったけど、サポートがダメすぎて解約した。今はドコモ光使ってるけど、速度は半分くらいになったものの、安心感が全然違う」
「工事で半年待たされて、その間ポケットWi-Fiで過ごした。開通後は満足だったけど、もう一度選ぶなら工事の早い回線にする」
他社からNURO光に乗り換えた人の声
「ソフトバンク光から乗り換え。夜間の速度が300Mbps→800Mbpsに。もっと早く乗り換えれば良かった」
「auひかりからNURO光に変更。auひかりも速かったけど、NURO光の方がさらに速い。ただし、ONUガチャがあるのは面倒」
生活スタイル別のおすすめ判定
在宅ワーク・動画編集メイン
1位:NURO光 ⭐⭐⭐⭐⭐
- アップロード速度の速さが動画編集に最適
- 大容量ファイルの送受信がストレスフリー
2位:auひかり ⭐⭐⭐⭐☆
- 安定性重視なら最適
- サポートも充実
3位:GMOとくとくBB光 ⭐⭐⭐☆☆
- コスパ重視なら選択肢に
オンラインゲームメイン
1位:NURO光 ⭐⭐⭐⭐⭐
- Ping値の低さでラグが少ない
- 速度も申し分なし
2位:auひかり ⭐⭐⭐⭐☆
- 独自回線の安定性が魅力
- ゲーマー利用者も多い
3位:ドコモ光(v6プラス) ⭐⭐⭐☆☆
- 全国対応の安心感
- v6プラス対応プロバイダなら快適
一般的な利用(動画視聴・SNS・メール)
1位:GMOとくとくBB光 ⭐⭐⭐⭐⭐
- 料金の安さと縛りなしが魅力
- 十分な速度
2位:ドコモ光・ソフトバンク光 ⭐⭐⭐⭐☆
- スマホセット割次第では最安
- 安定性重視
3位:NURO光 ⭐⭐⭐☆☆
- オーバースペック気味
- 工事期間がネック
地域・住居タイプ別の現実的な選択肢
関東・関西・東海エリアの戸建て
最優先検討:NURO光
- エリア内なら最有力候補
- 速度・料金・コスパのバランス○
次点:auひかり
- NURO光がダメならauひかり
- 安定性重視なら最初からこちらも
上記以外のエリア(NURO光エリア外)
最優先検討:auひかり
- 提供エリア内なら第一候補
- 独自回線の恩恵を受けられる
次点:GMOとくとくBB光
- 料金重視ならこちら
- 全国対応の安心感
マンション(築15年・配線方式不明)
まず確認:配線方式のチェック
- 光配線方式 → NURO光、auひかりでOK
- VDSL方式 → どの回線でも大差なし、料金重視でGMOとくとくBB光
ちょっと脱線:マンション選びの重要性
これから引越しを考えている人は、物件選びの段階で「光配線方式対応」を条件に入れることをおすすめします。私の経験上、VDSL方式のマンションだと、どの光回線を選んでも夜間は50〜100Mbps程度が限界です。
まとめ:NURO光をおすすめできる人・できない人
NURO光をおすすめできる人
✅ 提供エリア内に住んでいる
✅ 光配線方式のマンション、または戸建て
✅ 申し込みから2〜3ヶ月は待てる
✅ 高速通信が必要な用途(ゲーム・動画編集等)
✅ ある程度ITリテラシーがある(設定やトラブル対応)
✅ コスパ重視(速度と料金のバランス)
NURO光をおすすめできない人
❌ 提供エリア外に住んでいる
❌ VDSL方式のマンション
❌ 1ヶ月以内に開通したい
❌ サポートの手厚さを重視
❌ 機械・ネットワーク設定が不安
❌ 「確実性」を何より重視
最終判断のフローチャート
- NURO光の提供エリア内?
- No → GMOとくとくBB光 or ドコモ光
- Yes → 次へ
- 光配線方式?
- 不明/VDSL → GMOとくとくBB光
- 光配線方式 → 次へ
- 2〜3ヶ月待てる?
- No → auひかり or GMOとくとくBB光
- Yes → 次へ
- 高速通信が必要?
- No → GMOとくとくBB光
- Yes → NURO光
結論として、NURO光は「条件が合えばベスト、合わなければ他社の方が良い」という、典型的な「尖った」サービスです。無理に選ぶ必要はありませんが、条件が合うなら確実にメリットの大きい回線だと思います。
よくある質問(FAQ)
NURO光を検討している方からよく聞かれる質問にお答えします。私がこれまで複数の光回線を使ってきた経験と、実際にNURO光ユーザーから聞いた話をもとに、率直にお答えします。
Q1. 工事待ち中はどうすればいい?NURO光のレンタルWi-Fiは微妙って聞いたけど…
A. 正直、NURO光のレンタルWi-Fiはあまりおすすめしません。代替手段を検討しましょう。
NURO光では工事期間中のレンタルWi-Fiサービスを提供していますが、実際に使った人の評判を聞くと「速度が遅い」「制限がきつい」という声が多いんです。
おすすめの代替手段
- 民間のポケット型Wi-Fiレンタル
- WiFiレンタルどっとこむ、NETAGE等
- 1ヶ月6,000円〜8,000円程度
- 速度・容量ともにNURO光レンタルより上
- スマホの大容量プラン+テザリング
- 楽天モバイル(無制限3,278円)が特におすすめ
- 短期間なら最もコスパが良い
Q2. VDSL方式のマンションでもNURO光にする意味はある?
A. 正直微妙です。他社光回線でも結果はほぼ同じになります。
これ、けっこう現実的な問題ですよね。VDSL方式のマンションだと、どんなに頑張っても物理的な上限が100Mbps程度になってしまいます。
VDSL方式での現実的な速度
- 昼間:50〜80Mbps
- 夜間:20〜50Mbps
- ※回線業者によらず、ほぼ同じ
つまり、NURO光の「最大2Gbps」というメリットを全く活かせません。それでいて工事は2回必要、サポートは繋がりにくい…というデメリットだけが残ります。
Q3. ONUガチャって本当にあるの?対策はある?
A. 残念ながら本当にあります。でも対策もちゃんとあります。
NURO光の「ONUガチャ」は有名な話で、届く機種によって性能に結構な差があります。私の周りでも実際に体験した人がいるので、リアルな問題です。
具体的な対策方法
- 開通後すぐに速度測定
- 有線接続で300Mbps以下なら要注意
- Wi-Fi接続で100Mbps以下なら確実にハズレ
- サポートに交換依頼
- 「NSD-G1000Tに交換希望」と具体的に伝える
- 「速度が出ない」を理由にすれば無料交換可能
- 自前ルーターの活用
- ONUをブリッジモードにして、市販ルーターを接続
- 初期費用はかかるが、確実に高性能化
Q4. 結局NURO光と他社、どっちがいいか決められない…
A. 迷うくらいなら、まずは「確実に使える回線」から始めることをおすすめします。
これ、すごく気持ちが分かります。私も最初に光回線を選ぶ時、めちゃくちゃ悩みました。
迷った時の判断基準
「NURO光にしか得られないメリット」が必要かどうかで判断してください。
NURO光でないと得られないもの
- 500Mbps超の高速通信
- 独自回線の安定性(理論上)
- 月額5,200円でこの速度というコスパ
他社でも十分なもの
- 動画視聴(Netflix 4Kでも25Mbpsで十分)
- オンライン会議(Zoom HDで3Mbps)
- 一般的なウェブ閲覧・SNS
具体的なおすすめ手順
NURO光の真の姿:良いところと悪いところ
改めて整理:NURO光のメリット
🚀 圧倒的な速度性能
- 最大2Gbps、実測600Mbps超は伊達じゃない
- 動画編集、4K配信、本格的なオンラインゲームには最適
- 独自回線だからこその安定性(条件が合えば)
💰 意外と良いコスパ
- 戸建て月額5,200円でこの速度は破格
- マンションタイプなら月額2,000円台も可能
- キャッシュバック込みの実質料金も competitive
🎯 ソニーブランドの技術力
- ONU(ルーター)も自社製で品質管理
- IPv6標準対応でピーク時の混雑回避
- 継続的な設備投資で品質向上
正直に認めるべき:NURO光のデメリット
⏰ 圧倒的に遅い工事
- 2回工事で1〜3ヶ月は当たり前
- 繁忙期なら半年待ちも覚悟
- 急いでいる人には現実的じゃない
📞 改善の余地ありのサポート
- 電話は繋がりにくい(これは事実)
- チャットやLINEなら比較的スムーズ
- トラブル時の自己解決力が求められる
🏠 限定的な提供エリア
- 24都道府県のみ、さらに一部地域は対象外
- マンションは設備次第で大きく左右
- 引っ越し時の継続利用が困難
あなたにとってNURO光は「買い」か?
これまでの分析を踏まえて、最終的な判断基準をお示しします。
NURO光を「強くおすすめ」できる人
✅ 提供エリア内の光配線方式マンションまたは戸建てに住んでいる
✅ 申し込みから2〜3ヶ月は余裕で待てる
✅ 高速通信が必要な用途がある(ゲーム・動画編集・配信等)
✅ ある程度のITリテラシーがあり、設定やトラブル対応が苦にならない
✅ 月額5,000円台で最高クラスの速度というコスパに魅力を感じる
こんな人は迷わずNURO光:在宅で動画編集をする30代男性、築10年以内の光配線方式マンション住まい、引っ越し予定2ヶ月前から申し込み済み
NURO光を「検討の価値あり」な人
△ 提供エリア内だが、配線方式が不明または微妙
△ 1〜2ヶ月以内に開通したいが、最悪3ヶ月でも我慢できる
△ 普段の用途では高速通信は不要だが、将来的に必要になるかも
△ サポートの不安はあるが、コスパの良さに魅力を感じる
判断のコツ:まずは配線方式の確認と代替手段の準備。リスクを理解した上で申し込むなら問題なし
NURO光を「おすすめしない」人
❌ 提供エリア外、またはVDSL方式のマンション
❌ 1ヶ月以内に絶対に開通させたい
❌ 機械や設定が苦手で、手厚いサポートを重視
❌ 「確実性」「安定性」を何より重視
❌ 引っ越しが多く、継続利用が困難
こんな人は他社光回線:地方在住、賃貸住まいで頻繁に引っ越し、ITは苦手だからサポート重視、とにかく早く開通したい
最終的な私のアドバイス
10年間で複数の光回線を使ってきた私の率直な意見をお伝えします。
NURO光は「尖った」サービス
NURO光は良い意味でも悪い意味でも「尖った」サービスです。
- メリットもデメリットも極端
- 合う人には最高、合わない人には最悪
- 「無難」や「万人受け」とは正反対
これは決して悪いことではありません。むしろ、明確な強みを持っているからこそ、選ぶ価値があるんです。
もし今、私が改めて光回線を選ぶとしたら
条件が合うならNURO光を選ぶ
- 提供エリア内
- 光配線方式
- 時間に余裕あり
- 高速通信が欲しい
条件が微妙なら他社を選ぶ
- エリア外 → GMOとくとくBB光
- 急いでいる → ドコモ光・ソフトバンク光
- 安定重視 → auひかり
最後に:後悔しない選択をするために
光回線選びで一番大切なのは「自分の優先順位を明確にすること」です。
- 速度を最重視 → NURO光、auひかり
- 料金を最重視 → GMOとくとくBB光
- 安定性を最重視 → ドコモ光、ソフトバンク光
- バランス重視 → ビッグローブ光
NURO光は確かに魅力的な回線ですが、万能ではありません。あなたの生活スタイル、住環境、優先順位に合っているかをしっかり見極めてください。
そして、もしNURO光を選ぶなら、この記事で紹介した対策やコツを活用して、メリットを最大限に活かしてくださいね。

あなたのインターネットライフが、快適で満足いくものになることを願っています。
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